帝京大学に通っています。帝京大学は学歴フィルターに引っかかって就職できないのでしょうか?就活を有利にする方法があれば教えてください。
今回はこのような疑問にお答えします。
帝京大学に入学予定の方や在学している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
帝京大学ってどんな大学?
まず最初に、帝京大学の基本情報と就職実績について解説します。
帝京大学の基本情報
帝京大学の基本情報は次の通りです。
大学名 | 帝京大学 |
学部 | 医学部、薬学部、経済学部、法学部、文学部、外国語学部、教育学部、理工学部、医療技術学部、福岡医療技術学部、経営学部 |
学生数 | 21,765人 |
教員数 | 1,124人 |
設立年 | 1966年 |
帝京大学は、大東亜帝国(大東文化大学・東海大学・亜細亜大学・帝京大学・国士舘大学)と呼ばれる、関東の私立大学グループの一角を占める大学です。
学生数は2万人以上となっており、全国的に見ても規模の大きい私立大学となっています。
帝京大学の就職実績
帝京大学では公式サイトで就職実績が掲載されています。
2019年の就職率は次の通りです。
大学院への進学が多い学部を除くと、就職率は90%を超えています。
このデータにも現れている通り、「帝京大学は就職できない」ということは決してありません。
しかし、この情報からは企業の規模や質は分からないので、「大手企業・優良企業に就職できるか」という点については本記事の後半で解説していきにます。
帝京大学の就職データについてもっと詳しく知りたいという方は、帝京大学公式ホームページをご参照ください。
就活市場における帝京大学の位置付け
就活市場において、有名大学は次のようなランク分けがなされています。
S | 東大・京大・一橋・東京工業 |
A | 早慶・上位国公立(大阪大学など) |
B | 上智・ICU・東京理科 |
C | MARCH・関関同立・中位国公立(金沢大学など) |
D | 日東駒専・産近甲龍 |
E | 大東亜帝国 |
帝京大学が含まれる大東亜帝国は都内の有名私立大学という括りで見ると、日東駒専よりワンランク下という評価になります。
日本全国には上記以外にもたくさんの大学があるため、帝京大学は全国的に見れば決してレベルの低い大学というわけではありません。
しかし、「有名大学の中では下位」という位置付けにあたるのは事実です。
帝京大学から大手有名企業に就職できる?
帝京大学は有名大学の中では下位に位置していますが、関東では非常に知名度が高くOB数も多い大学です。
そんな帝京大学から大手有名企業に就職することは可能なのでしょうか。
結論から言うと、帝京大学から大手有名企業に就職するのは難しいです。
2021年に東洋経済オンラインが発表した「有名企業400社への実就職率が高い大学トップ200校」では、帝京大学はランク外となっています。(21年卒のデータ)。
200位の大学が3.2%であるため、帝京大学から有名企業への就職率はそれ以下ということになります。
帝京大学から有名企業への就職事例もゼロではありませんが、そのほとんどはスポーツや文化活動等で優秀な実績を残した学生です。
大手有名企業は日東駒専やMARCH・早慶以上の学生のみを選考の対象とし、大東亜帝国を対象外としているところが多いので、一般的な帝京大学の学生が大手有名企業に入社するのは非常に難易度が高いと言えます。
ここまで見てきた通り、帝京大学から大手有名企業に入社するのは非常に難しいのが現実です。
しかし、先程解説した通り、帝京大学の就職率はほとんどの学部で90%を超えているため、大手有名企業に絞らなければ、ほとんどの学生が就職できているということになります。
世の中には大手有名企業以外にもたくさんの会社があります。
そして、その中にはあまり知られていない東証一部上場企業、ネームバリューの高い大手子会社、優良中小企業など「勝ち組」と言える企業も多いです。
そのような企業の中には、帝京大学の学生を選考の対象としているところも多いので諦める必要はありません。
面接まで行くことができれば、あとは本人次第です。
就活市場における帝京大学の位置づけを理解した上で、他の学生との差別化を図りつつ就活に取り組むことができれば、満足の行く企業に就職できる可能性は十分あります。
帝京大学から勝ち組企業に就職する方法
ここからは帝京大学から勝ち組企業に就職するために、おすすめの方法について解説します。
無料で取り入れることが可能な方法のみを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
就活エージェントでサポートを受けながら就活する
就活エージェントとは、就活生一人ひとりに専任の就活アドバイザーがつき、就職活動の始めから終わりまで全面的にサポートしてくれるサービスです。
ES添削・面接対策の実施、個別カウンセリングをもとに自分に合った企業を紹介してもらえるなど、幅広いサポートを受けることができるので、就活を有利に進めることができます。
新卒の大学生におすすめの就活エージェントとしては、キャリアパーク就職エージェントが挙げられます。
キャリアパーク就職エージェントは、累計20,000人以上の就活生が利用しているエージェントです。
キャリアパーク就職エージェントの強みは、幅広い業界の人事責任者と強いパイプを持っており、優良企業の求人を多く取り扱っていること。
残業なし・年間休日130日以上など福利厚生が充実している求人を紹介してもらえるので、内定先のワークライフバランスを重視している方におすすめです。
また、ESや一次選考のスキップなど独自選考ルートが用意されている求人もあるため、最短1週間のスピード内定も目指せます。
公式サイトはこちら
スカウト型の就活サイトを利用する
一般的な就活サイトは自分で希望の企業を選び応募するシステムですが、スカウト型の就活サイトはプロフィールや自己PRを登録することで、あなたに合った企業から選考のスカウトが届くシステムになっています。
希望する業界からのスカウトを期待できるのはもちろんのこと、これまで見ていなかった業界・企業とも出会うきっかけになるので、就活における選択肢の幅が広がります。
またスカウトを受けると、書類選考を免除してもらえたり、短期選考を案内してもらえる場合もあるので、他の就活生と差を付けることが可能です。
スカウト型の就活サイトはいくつか種類がありますが、特におすすめなのがキミスカです。
キミスカは大手からベンチャーまで2,000社以上の企業が利用しているスカウト型求人サイト。
高精度の適性検査システムを導入していることが特徴で、あなたの適性に合った企業からスカウトが届きます。
就活コンサルタントに無料で相談することも可能なので、登録して就活を有利に進めていきましょう。
公式サイトはこちら
ITエンジニアとして就職する
需要の高いプログラミングを身につけ、ITエンジニアとして就職するのもおすすめです。
ITエンジニアは専門技術職であるため、他の職種と比べて収入が高くなる傾向にあります。
新卒の場合、一般的な職種の平均年収は200~250万円ほどであるのに対し、エンジニアは300~400万円が相場となっており、高水準であることが分かります。
ITエンジニアというと専門学校や情報系の学部に通う学生が目指す職業というイメージがあるかもしれませんが、文系出身のITエンジニアもたくさんいます。
また新卒時点では高いプログラミング能力がなくても、基礎的なスキルがあればITエンジニアとして採用される可能性はあります。
ITエンジニアを目指す方は、レバテックルーキーというサービスを利用するのがおすすめです。
レバテックルーキーは新卒ITエンジニア専門の就職エージェントで、エンジニア就活のプロに1対1で相談できるのが魅力。
ES添削や面接対策、ポートフォリオ作成、希望条件に合う企業の紹介など様々なサポートを受けられるので、利用することで内定率がグッと上がります。
レバテックルーキーの登録・利用は無料なので、ITエンジニアに興味がある方はぜひ登録しておきましょう。
公式サイトはこちら
学歴に左右されにくいベンチャー企業を目指す
ベンチャー企業は実力主義なので、学歴よりも人柄やポテンシャルが重視されます。
少数精鋭が基本となっているため主体的な働き方が必要になってきますが、頑張り次第で高い収入を期待できます。
実際にベンチャー企業で働いていて大手以上の収入を得ている方も少なくありません。
自分の興味や得意に合ったベンチャー企業であれば、仕事にやりがいを感じながら楽しく働くこともできるでしょう。
ベンチャー企業は意欲のある学生を求めているので、逆求人サイトで学生の自己PRなどをチェックした上でオファーをかけているところも多いです。
先程ご紹介したキミスカでも多くのベンチャー企業からオファーをもらうことができるので、ベンチャー就活を検討している方は登録しておくことをおすすめします。
公式サイトはこちら
まとめ
今回は帝京大学の就職事情について解説しました。
帝京大学は就活市場において高学歴とは言えない立ち位置にあるため、大手有名企業に就職するのは難しいのが現実です。
しかし、世の中には大手有名企業にも魅力的な企業はたくさんあります。
そのような企業にも目を向ければ、帝京大学からの就活で勝ち組と言える結果を出すことは十分可能です。
今回紹介したような就活を有利に進めるサービスを利用しつつ、入念な就活準備を行うことで道は開けるでしょう。
今回の記事が、あなたの就職活動のお役に立てれば幸いです。