神戸学院大学に通っています。神戸学院大学は学歴フィルターに引っかかって就職できないのでしょうか?また、就活を有利にする方法があれば教えてください。
今回はこのような疑問にお答えします。
神戸学院大学に入学予定の方や在学している方は、参考にしてみてください。
神戸学院大学の基本情報
神戸学院大学の基本情報は次の通りです。
大学名 | 神戸学院大学 |
学部 | 法学部、経済学部、経営学部、人文学部、心理学部、現代社会学部、グローバル・コミュニケーション学部、総合リハビリテーション学部、栄養学部、薬学部 |
学生数 | 12,664人 |
大学設立年 | 1966年 |
神戸学院大学は、摂神追桃(摂南大学・神戸学院大学・追手門学院大学・桃山学院大学)と呼ばれる、関西の私立大学グループの一角を占める大学です。
学生数1万人を超える大規模な大学であり、関西地方では知名度の高い私立大学となっています。
神戸学院大学は就職できる?できない?
結論から言うと、神戸学院大学は就職自体は問題なく可能な大学です。
神戸学院大学の就職率は96.5%(2023年卒のデータ)となっています。
ほとんどの学生が就職できているので、「神戸学院大学は就職できない」ということは決してありません。
しかし、大手企業や有名企業の場合は学歴フィルターに引っかかる可能性が高いため、就職先としては大手の子会社や中小企業がメインとなっています。
就活市場における神戸学院大学の位置付け
就活市場では、次のように有名大学のランク分けがなされることがあります。
S | 東大・京大・一橋・東京工業 |
A | 早慶・上位国公立(大阪大学など) |
B | 上智・ICU・東京理科 |
C | MARCH・関関同立・中位国公立(金沢大学など) |
D | 日東駒専・産近甲龍 |
E | 大東亜帝国・摂神追桃 |
神戸学院大学が含まれる摂神追桃は関西の有名私立大学という括りで見ると、産近甲龍より下という評価になります。
上記表では摂神追桃が一番下となっていますが、これはあくまで有名大学のみに絞った評価です。
日本国内にはこれ以外にもたくさんの大学が存在するため、神戸学院大学は全国的に見れば中堅大学と言える位置づけになります。決してレベルの低い大学というわけではありません。
しかしながら、上位有名大学の学生と席を争う就活市場においては、「高学歴」と扱われることは少ないのが現実です。
神戸学院大学は学歴フィルターにかかることがある
就職活動では、企業が学歴フィルターを用いて採用を行っていると言われています。
実際には全ての企業が学歴フィルターを用いているわけではありませんし、「学歴フィルターを用いているけれど神戸学院大学はOK」という企業もあります。
しかし、神戸学院大学は学歴フィルターの影響を受けることもあるのは事実です。
有名企業は応募者数が非常に多く、応募者全員と面接をするのは難しいため、限られた期間で効率的に選考を行うために学歴フィルターをかけている企業はやはり存在します。
学歴フィルターの基準は企業によって異なりますが、関西の大手有名企業は関関同立や産近甲龍を最低ラインとして採用活動を行うケースがあります。
そのため有名大学の中では下のランクに位置づけられる神戸学院大学は、大手有名企業に応募しても学歴フィルターに引っかかり足切りの対象となってしまう可能性があるのです。
2022年に東洋経済オンラインが発表した「有名企業400社への実就職率が高い大学トップ200校」によると、神戸学院大学はランク外となっています。
200位の大学が2.9%なので、神戸学院大学から有名企業400社への就職率はそれ以下ということになります。
このデータを踏まえても、神戸学院大学から大手有名企業への就職がかなり狭き門であることが分かります。
大手有名企業にこだわらなければ勝ち組企業に入社できる可能性は十分ある!
ここまで解説した通り、神戸学院大学から大手有名企業に入社するのは難しいのが現実です。
しかし、これを見て過度に落ち込む必要はありません。
神戸学院大学は多様な業界への就職実績があり、就職率も100%近いため、大手有名企業にこだわらなければ、ほとんどの学生が就職できているということになります。
世の中には大手有名企業以外にもたくさんの会社があり、中には
- あまり知られていない東証一部上場企業
- ネームバリューの高い大手子会社
- 優良中小企業
など、「勝ち組」と言える企業もたくさんあります。
このような企業を狙えば、神戸学院大学が学歴フィルターに引っかかることは少ないため、あとは本人次第です。
就活市場における神戸学院大学の位置づけを理解した上で、他の学生との差別化を図りつつ就活に取り組むことができれば、満足の行く企業に就職できる可能性は十分あります。
神戸学院大学から勝ち組企業に就職する方法
ここからは神戸学院大学から勝ち組企業に就職するために、おすすめの方法について解説します。
無料で取り入れることが可能な方法のみを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
就活エージェントでサポートを受けながら就活する
就活エージェントとは、就活生一人ひとりに専任の就活アドバイザーがつき、就職活動の始めから終わりまで全面的にサポートしてくれるサービスです。
ES添削・面接対策の実施、個別カウンセリングをもとに自分に合った企業を紹介してもらえるなど、幅広いサポートを受けることができるので、就活を有利に進めることができます。
新卒の大学生におすすめの就活エージェントとしては、キャリアパーク就職エージェントが挙げられます。
キャリアパーク就職エージェントは、累計20,000人以上の就活生が利用しているエージェントです。
キャリアパーク就職エージェントの強みは、幅広い業界の人事責任者と強いパイプを持っており、優良企業の求人を多く取り扱っていること。
残業なし・年間休日130日以上など福利厚生が充実している求人を紹介してもらえるので、内定先のワークライフバランスを重視している方におすすめです。
また、ESや一次選考のスキップなど独自選考ルートが用意されている求人もあるため、最短1週間のスピード内定も目指せます。
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スカウト型の就活サイトを利用する
一般的な就活サイトは自分で希望の企業を選び応募するシステムですが、スカウト型の就活サイトはプロフィールや自己PRを登録することで、あなたに合った企業から選考のスカウトが届くシステムとなっています。
希望する業界からのスカウトを期待できるのはもちろんのこと、これまで見ていなかった業界・企業とも出会うきっかけになるので、就活における選択肢の幅が広がります。
またスカウトを受けると、書類選考を免除してもらえたり、短期選考を案内してもらえる場合もあるので、他の就活生と差を付けることが可能です。
スカウト型の就活サイトはいくつか種類がありますが、特におすすめなのがキミスカです。
キミスカは大手からベンチャーまで2,000社以上の企業が利用しているスカウト型求人サイト。
高精度の適性検査システムを導入していることが特徴で、あなたの適性に合った企業からスカウトが届きます。
就活コンサルタントに無料で相談することも可能なので、登録して就活を有利に進めていきましょう。
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学歴に左右されにくいベンチャー企業を目指す
ベンチャー企業は実力主義なので、学歴よりも人柄やポテンシャルが重視されます。
少数精鋭が基本となっているため主体的な働き方が必要になってきますが、頑張り次第で高い収入を期待できます。
実際にベンチャー企業で働いていて大手以上の収入を得ている方も少なくありません。
自分の興味や得意に合ったベンチャー企業であれば、仕事にやりがいを感じながら楽しく働くこともできるでしょう。
ベンチャー企業は意欲のある学生を求めているので、逆求人サイトで学生の自己PRなどをチェックした上でオファーをかけているところも多いです。
先程ご紹介したキミスカでも多くのベンチャー企業からオファーをもらうことができるので、ベンチャー就活を検討している方は登録しておくことをおすすめします。
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まとめ
今回は神戸学院大学の就職事情について解説しました。
神戸学院大学は就活市場において高学歴とは言えない立ち位置にあるため、大手有名企業に就職するのは難しいのが現実です。
しかし、世の中には大手有名企業にも魅力的な企業はたくさんあります。
そのような企業にも目を向ければ、神戸学院大学からの就活で「勝ち組」と言える結果を出すことは十分可能です。
今回紹介したような就活を有利に進めるサービスを利用しつつ、早いうちから入念な就活準備を行うことで道は開けるでしょう。
今回の記事が、あなたの就職活動のお役に立てれば幸いです。